DAYS
夏の終わりとNYC Ferry
2021.9.8
今日はデザインとは関係ないですが、ビールの話を。
僕はビールが好きで日本ではラガー系ばかり飲んでいましたが、アメリカに来てエール系のビールと出会い、すっかりIPA（India Pale Ale）の虜になってしまいました。BBQはもちろん、ステーキなど肉料理、または味の濃い料理に少し苦めのIPAがとても合うのです。
IPAはもともとイギリス発祥で、その昔イギリスからインドへビールを送るときに腐らないように、アルコール度数を上げて、防腐剤の役割も果たすホップをたくさん使用したことが始まりのようです。華やかなホップの香りと苦味が強いので、最初は苦手だったのですが、クセになる味というのでしょうか、今ではラガーでは物足りなく感じてしまうこともあります。
アメリカはクラフトビールが非常に盛んで、マイクロブリュワリーと呼ばれる小さなブリュワリーが数多くあり、スーパーにも数え切れないほどたくさんの種類のビールが並んでいます。このマイクロブリュワリーのブランディングもいつかまとめてみたいと考えているのですが、まずはニューヨークで出会ったお気に入りのIPAを3つ紹介していきたいと思います。
Captain Lawrence Brewing Company
僕がIPAにハマったきっかけがこのOrbital Tiltというビールです。Captain Lawrenceはニューヨーク州のウェストチェスター郡にあるブリュワリー。ここはエールやラガー、フルーツなどのフレーバービールも種類が多いのですが、このOrbital Tiltはダークなアロマの香りとフルーティなフィニッシュで抜群に美味しいです。
Torch & Crown Brewing Company
コロナ禍の厳しい状況の中、昨年の秋頃にオープンしたマンハッタンで唯一のブリュワリー。ここはレストランも併設されていて、おしゃれなニューヨーカーたちで賑わっています。Hazy Seesion IPAを試してみたところ、濁った見た目もきれいで、口当たりも味も大当たりでした。
内装にもこだわりがあるブリュワリー